長月
2008年9月

 今日は、Tarlin母上が、ちょっとしたポリープ除去で入院するので、会社にお休みをもらって病院に連れて行きました。 そして、見せつけられました戦前世代の凄さを・・・ まず、病院に行く前、Tarlinも署名捺印した同意書なるもの、「どこかにいってしまった・・・」と、 トホホ(T T)。まぁ、それは後から出てきたみたいですが。 そして、次は、病院に着いて、受付で・・・

  受付の方: 入院申込書を出していただけますか?
  母上   : えっ? 入院に来たんですけど。
  受付の方: ええ、それで同封されていた入院申込書を出してください。
  母上   : 申し込むも何も、今日から入院って事だったので不要と思いました。
  受付の方: ・・・
  母上   : ・・・
  受付の方: じゃぁ、後ほどで結構ですので、申し訳ございませんが、書いて出して
          いただけますか?
  母上   : もう、処分してしまいました。(キッパリ)
  受付の方: (・ ・);
  Tarlin  : トホホホホホホホホ〜〜〜 (T T)

 もう、何も言いません。さすがに空襲をかいくぐってきた世代は違います。

2008年9月6日(土曜日) ミュージカル『赤毛のアン』

 なんか 4月頃から Erill が「赤毛のアン」に凝りだしていました。 なんでもNHKテレビの英会話番組で「赤毛のアンへの旅」という番組をしていて、それに入り浸っていたのです。その番組にアンルックで出演しているのが、松坂慶子さん。そうです、我らが篤姫の幾島役の松坂慶子さんです。篤姫では、長刀ルックで「きぇーっ」と叫んでスパルタ教育をする一方、赤毛のアンへの旅では、まさしくアンルックでアンへの思いを寄せている。 うーん、端から見ていてギャップが楽しいです。まぁ、そんな感じでErillが盛り上がっていることだし、確かにそのNHKテレビのテキストを見ていると、舞台の地となるカナダのプリンスエドワード島にも行ってみたくなります。そこで、京都劇場に劇団四季のミュージカルを見に行くことにしました.。今日は京都劇場の初日ということで、いかにも、その筋の方達が多かったように思います。さて、公演の方ですが、なんといってもマシューを演じる日下武史さんの演技が味がありました。

2008年9月28日(日曜日) 映画にはまる今日この頃

 めっきり涼しくなり、朝などは少し寒いくらいになってきました。 もう秋なんですね。 そんな中、我が家では、最近、映画にはまっています。と言っても殆どはレンタルDVDです。なんか、ひょんな事から Erill がレンタル屋さんから映画を借りてくると、それを観て返しに行っては、また借りてくると言う状態が続いていくことがこれまでもありました。 今、そのモード中です。ここ一ヶ月で観た映画は、「君のためなら千回でも」・「羊たちの沈黙」・「ハンニバル」・「レッドドラゴン」・「ハンニバル・ライジング」・「日本沈没」・「JSA」・「赤目四十八瀧心中未遂」・「ゲド戦記」・「博士の愛した数式」、そして今日は、けいはんなプラザの映画鑑賞会で「最高の人生の見つけ方」を観てきました。なんか、結構、濃ゆいものを観ていますな・・・(- -);

2008年9月10日(水曜日) 無敵! 戦前世代

 アン役を演じた吉沢梨絵さんも、とても快活な演技と音域の広い歌声で、これからが楽しみな俳優さんです。関西のファンの方達が待ちこがれていたのか、カーテンコールはスタンディングオーべーションとなり、20分近くも拍手が鳴りやみませんでした。カーテンコールで幕が開くと、アン役の吉沢さんが挨拶されるのですが、吉沢さんが、「おいで、おいで」と全員を呼び寄せられるのですが、度重なると、流石に77歳になられる日下さんは大変そうでした。それにしても劇団四季創立以来の俳優さんである日下さん。今年、その劇団四季も創立55年を迎えて、本当に、円熟した演技が素敵でした。これからもお元気で、俳優活動を続けて私たちを楽しませていただきたいです。

 この中でも、最もお気に入りなのは、「博士の愛した数式」でした。これは、近所の方からお借りしたもので、ずっと観ずにいたのですが、さすがにいつまでも借りているわけにもいかず、とにかく観てみたのでした。我々はお馬鹿さん達でした。こんないい映画を観ていなかったなんて。ここ数年来で最も感動した映画でした。事故で記憶が80分しかもたない博士(寺尾聰)と、杏子(深津絵理)・ルート(斉藤隆成)親子が、数字の神秘的な妙を介して、博士と心をfれあわせていくというストーリーなのですが、何も奇想天外な展開があるわけでも、派手な展開があるわけでもないにもかかわらず、加古隆の音楽とともに淡々とした時間の流れがとても愛おしく感じられる映画でした。特に、数字に込められた意味と、そこに人の生き方を掛け合わせる博士の語りが印象的でした。

2008年9月13日(土曜日) 人間ドック解放、そして爆飲

 昨年の6月に人間ドックを受けた Tarlin。 その結果、身体のいたるところが錆びついていたことが露見し、お医者様より「Die or Diet」と悲痛な宣告を受け、その後は、生活を慎み、まるで仙人のような(葷酒をむさぼるかなり、やくざな仙人ではありますが)暮らしをしてきました。 そして、約1年、今年も受けました人間ドックを・・・。 昨日よりドック入りして、今日はめでたく退院の日、最後の検査を受ける頃、Erill よりメールが、なんでも、第九の歌友達のお家から飲み会のお誘いが入ったとのこと。 しかし、仮にも入院中の身に、飲み会メールとは・・・ 普通の入院患者であれば、看護師さんこの現場を取り押さえられでもしたら、監禁間違いなしです。まぁ、検査の結果は2週間後とのことで、とりあえずは、執行猶予中の身。検査に供えて、慎ましやかな生活を送ってきたこともあり、酒解禁ということで即OK。
 夜7時にお宅に伺って、話が弾んで気付いたときには、12時を回ってしまっていました。その間にいただいたお酒。ビール → 紹興酒 → 日本酒 → ワイン → 焼酎。 帰り着いてからの記憶は定かではありませんが。翌朝、Erill様がおっしゃられたことにゃ・・・ ご想像におまかせいたします。