2008年6月
水無月

 6月だというのに、毎日、お暑い日が続いています。いつから、6月がこんな暑くなってしまったのでしょうか。夏本番といわれる8月まであと2ヶ月もあるというのに・・・ 前座の6月がこんなに暑くなってしまっては、本番の8月は、恐ろしげなることになるか、立場を失うのかのどちらかでしょう。 バカな話はさておき、今年の1月に封切られた、地球の奇跡を捉えた映像と、さりげなく、その地球が危機にさらされている事への警鐘を鳴らす映画「earth」を近くのけいはんなプラザに見に行ってきました。・・・全ての気力が失われるこの季節、御世話になっております。 

2008年6月21日(土曜日) 映画「earth」

 渡辺謙さんの語りで淡々とダイナミックな地球の営みが綴られていくのですが、映画の最後は、北極海の氷が融けて居場所の無くなった白クマの悲劇で幕を閉じます。 我々は2度や3度気温が高くても、「あぢーーーよーー」とブー垂れていればそれでおしまいですが、融点零度に支配される世界で生きている生き物に取っては、それが、「氷」か「水」かという大きな違いがあるのですね。色々なことを考えさせられる映画でした。 

 5月は、旅行などで慌ただしく過ぎていきましたが、6月は何と言っても日本全国(北海道除く)梅雨の季節でございます。Tarlinの会社が取引している某スウェーデンの会社などはベストシーズン到来で、プロジェクトが修羅場っていようとも平気で1ヶ月近いお休みをとったりするようですが、日本では、仕事でもするしかない「梅雨」の季節でございます。 と、前置きが長くなりましたが、この季節、おとなしくしているのが一番なので、我々も巣ごもりいたします。ただ、湿気も高いのでたまには天日干しを目的として近場には出掛けたりもします。

 そこで、今日は地元の市民オーケストラの演奏会を聴きにいくことにしました。実は、Tarlin、市民オーケストラの演奏は苦手なのです。何が苦手かって、緊張してしまうのです。「なぜ、あなたが?」と思われる方もいるかもしれませんが、管楽器系の見せ場では、「失敗しないで〜〜。」といつも手を握りしめてしまい汗べっとりになるのです。そして、成功・不成功の如何にかかわらずとっても疲れてしまうのです。むかし、むかし、吹奏楽部に在籍していたことのある Tarlin 見せ場でこける恐ろしさが染み付いているが故の緊張感なのです。 かなし・・・
 ですが、結構、定評のあるオーケストラでしたので、何にもない6月も淋しいと思い、行くことにしたのでした。確かに定評通り、安心して聴くことができました。特に管楽器群(もっともこけやすいのです・・・)はとっても安定していて、私ごときが申すのも何なのですが本当に上手でした。 しかし、最近市民オケの演目にベートーヴェンの第7番が多いのは、「のだめカンタービレ」の影響?

2008年6月8日(日曜日) 市民オーケストラを聴く