とうとう買ってしまいました。Erillかねてから念願のピアノ。実は、昨年冬頃から欲しいと思い始め、ぼちぼちと楽器店巡りをしていました。その後、Tarlinの舞鶴赴任やErillのアルバイト開始もあり、実際に買うのはもう少し先と思っていたのですが、生活のペースが見えてきたこと、何より発表会に向けて生ピアノを集中的に弾き、電子ピアノとの差を痛感したことで、出来るなら早く欲しいと思うようになりました。決定打は、ピアノの先生の鶴の一声。生ピアノで表情が付いてきたErillに向かって、「やはりErillさんくらいのレベルになったら、本物のピアノでないとあかんよ。」 これは効きました。て、やはり自分と我が家のもう一人の弾き手、Tarlin母様が欲しかったからなのですが(^-^;;;
 デジピはいつかは壊れますが、ピアノはメンテさえすれば一生持ちます。加えて、新品は国産、輸入を問わず年々値上がりします。それならば、早く買うに越したことはありません。いや、中古なら値上がりはさほどではないのですが、Tarlinが中古拒否症のため、新品しか選択肢はありません。曰く、「中古の楽器は、前の持ち主の魂がこもっているので、夜中に鳴り出す」。魂・・・夜中に鳴り出す・・・(?_?)。今は確か21世紀のはず。これはもう宗教です。Tarlinは、どうやら「ものがみ教」でも創始したようです。Erill、宗教心は尊いと思いますし、信教の自由は尊重しますので、家族会議の結果、中古は選ばずという結論に達しました。
 しかし、新品は問題点があります。リーズナブルな国産アップの新品は品質が悪く、十分な品質の物となると国産グランドかヨーロッパ製アップという選択肢(T_T)。同じ価格帯で、音の良さならヨーロッパ製、操作性ならグランドという選択です。迷うところですが、グランドは置き場所がないため、ヨーロッパ製アップという結論になりました。輸入物となると、1月中に決めないと、ユーロ高のせいで2月から大幅値上げです。
 色々試弾した結果、ドイツ製のザウターかベヒシュタインに惹かれました。共に木の響きを生かした、透明かつ深い音色ですが、ザウターは温かく落ち着いた音、ベヒシュタインは澄み切った甘い音が出ます。好みはベヒでしたが、家で鳴らすことを考えるとザウターの方が癒されそうなこと、予算内に収まる機種で比べると、音色、操作性ともザウターの方が断然優れていたため、ザウターに決めました。
 電子ピアノと違って、音を消すことが出来ないピアノ。音がご近所に漏れないように、設置する部屋の窓に、内側から防音二重サッシをはめ込み、和室の畳一畳を板敷きに替える工事をしなければなりません。それが終わるまで我がザウターは楽器店の倉庫で一休み。我が家にやってくるのは、2月の終わりか3月頭。今から楽しみでなりません。
 楽器、工事とも大出費ですが、かけがえのない一生の宝が出来ると思うと、それに勝る物はありません。それにしても大きな買い物を決断してくれたTarlinに感謝です。(もちろんErillも出資します。)一生の恩が出来てしまいました。お礼は、Tarlinのリクエスト曲を順番に弾く、ということで。(えっ、Erillごときが弾いてもありがたくない???英雄ポロネーズなんて、一生弾けないよ。)

 
     
2004年5月
2004年5月

2007年1月21日(日曜日) 一生の買い物   

2007年1月1日(月曜日) 寝正月

あけまして おめでとうございます。
              本年も宜しくお願いもうしあげます。

 昨日は、立山連峰を眺めに富山まで遠征していたため、今日は、まったりと寝正月でした。もう日も高くなった頃に、のそのそと起きだしたのでありました。 さて、正月と言えば「お餅」。 でも、最近、近場で売っているお餅は、なんとなくおいしくありません。 ですが、昨年、福井市に赴任していたおかげで、とっても美味しいお餅に出会うことができました。 それは、「伊井餅」といいます。 米どころ、福井のお米を使用しており、とても甘くてしっかりしたお餅です。 このお餅を食べてからは、他のは食べられなくなり、今回も富山に行く途中、福井で高速道路を途中下車して買ってきました。 なぜ、このような話をするかというと・・・。 要するに話のネタすらない、まったりを通り越した、スーパーまったりなお正月だったというわけです。 てなわけで、今年も一年、いい年でありますように。 

 Erill、アルバイトに行くときに、必ず奈良公園を抜けていきます。春の桜から秋の紅葉まで、四季折々の表情が見え、よい散歩道です。たまに大きな行事やその準備に行き当たることもあります。
 今日のは、興福寺。境内に入ると、国宝の五重の塔の隣に、五重の塔よりもさらに高く、消防車の梯子が伸びているではありませんか。それも一つではありません。塔を囲むように、消防車が数台並び、梯子を伸ばしています。もしや、と慌てて携帯を取り出し、シャッターを切っていると、一斉放水が始まりました。
 冬の澄んだ空に聳える塔を洗うように吹き出る白い水。まさに壮観の一言でした。
 後で知ったのですが、1月26日は文化財防災デー、この興福寺の防火訓練には消防庁と文化庁の長官も視察に来ていたそうです。有名行事ではないので、見物人はそういませんでしたが、大訓練だったのですね。一日の始まりに、よい眼福を得ました。

2007年1月26日(金曜日) 一斉放水

 今日は、かねてより、 徳島にあるErill の実家に年始の挨拶に行くことになっていました。 Tarlin としては、舞鶴に単身赴任していたりして、去年の2月以来、ほぼ1年ぶりです。 ところが、朝から大変な出来事が・・・  Erill母上より電話があり、Erill父上が昨年手術した影響でポンポンが痛くなり、もしかすると再入院かもとのことでした。 とりあえず出発を見合わせていると、「入院までは行かなさそうだから来て」との連絡があり、ひとまずは、ほっ。 出発時刻は少し遅くなってしまいましたが、大した渋滞もなく無事、Erill実家に到着しました。
 し・か・しっ、 ここで事件が・・・、 昨年の訪れた時(2006年2月4日の Diary 見てね)、昔小さかった頃に遊んでやった恩も忘れて、Tarlin に喧嘩を売ってきた、あの柴犬系雑種犬「もんた(正式名ノア)」が、 更にパワーアップして喧嘩を売ってくるのです。昨年であれば、まだ、買えた喧嘩ですが、今回は、もう買える喧嘩ではありませんでした。あまりにも恐ろしく吠え立ててくるのです。はっきり言って身の危険を感じました。恐らく、鎖が外れたりしていたら、Tarlinはもう、この世に存在していなかったかも知れません。いえ、鎖のおかげで守られてはいましたが、なんと、新兵器を繰り出して攻撃を仕掛けてくるため無傷ではいられませんでした。それは、「ぶふぉっ」と唾を吐きかけてくるのです。 と、と、飛び道具ですか? 初めて見ました。こんなお犬様を・・・(- -)。 犬好きの Tarlin ですが、これには大ショックでした。(T T)   それでは、今となっては面影も残っていない可愛かった頃から、ちんぴらヤクザになり始めた昨年。そして、いつのまにか大親分となってしまった、もんたの遍歴写真をご紹介して、本日は閉めとうござります。 

ちんぴらになり始め
2006/02

大親分として君臨
2007/01

2007年1月7日(日曜日) たわけたもんた

愛らしかった頃
2004/11