2006年7月1日(土) はかなき野望
 今日は土曜日、本当はちょっと残っている仕事をしておきたかったのですが、Tarlin はどうしても京都のお家に帰る必要がありました。 その理由とは・・・  その前に、6月分のお給料、皆さんのお家ではいかがでしたでしょうか。 ショックを受けられた方はいますでしょうか。 Tarlin は大ショックでした。 確かに年次昇給で額面は増えてました。 しっかーし。 所得税と住民税の増額が、それを遥かに上回って増えているため、実質、減給となってしまいました。 (;-;) 不覚にも、これまで私たちを潤してくれていた定率減税が半分になるということを忘れていました。 ・・・ また、来年減るのね クスン・・・
 と、まぁ、陰気になっていても仕方ないので、「もう、国は当てにはならん。 自分の未来は自分の手で守らねばっ おォっ」 と、 産経新聞社が主催する講演会「知っておきたい金(ゴールド)の知識 いま金が上がっている理由」なるものを、大阪のロイヤルホテルまで聞きに行ったのでした。何を隠そう、Tarlin は光りものには目がありません。(プロフィール読んでね) ということで、Gold と聞くだけで目が輝きだします。 ・・・ってなことを書くと、単なる脂ぎった強欲じじいと思われかねませんが、純粋に Gold を愛しているだけなのです。

    何にも侵されず、 永久に輝き続ける 誇り高き Gold

そこに、何とも言われぬ魅力を感じるのです。
そして、その金が、最近、25年ぶりの暴騰を見せたのです。 そこで、金を財産として運用するためのお勉強会として企画された講演会に行ったわけです。 ・・・結局は、強欲じじいだったのね。
確かに、金は財産としても魅力です。 何せ、これまで掘り出された金は、15万トン(オリンピックプール3杯弱)で、地下に眠っているものも含めて、人類が手にすることができるのは約22万トンだけなのです。 そして、経済発展著しい、中国とインドの方達が、類い希な「金好き」民族なのだそうです。 もし、中国の10億の民全員が、「私も、金、欲しいあるね」などと言って、一人、たった100g ずつだけでも買ったとしたらどうでしょう。 それだけで 10万トンの金が必要なのです。 これは、絶対に足りなくなります。 ということで、「これは、先に買い占めた者の勝ちか?」 などと、心ときめくのですが、 「買い占めるための資金は?」 というクエスチョンの前に、ときめいた心は急速に萎みます。 所詮は、はかなき野望。
 講演会に後、何やら「日本まんが昔話」。 あっ、いえ、もとい、「昔話学会」 という学会に聴講に行っていた Erill と 京都西九条にある「くろ松」という季節料理店で、ささやかなお食事(来週7月9日は Tarlin のお誕生日なのですが、仕事で帰れないかもしれないということで、その前祝いに Erill がおごってくれました)をして、 これからも、地道に働きバチとして、お国と会社にご奉公することを誓ったのでした。 (T_T)
2006年7月7日(金) くちぶえの練習
 一年に一度の七夕というのに、 Tarlin は、夜勤で徹夜作業です。 まぁ、七夕だからってどういう事もないのですが・・・ こんな、味気のない生活ですが、 一つだけ楽しみもあります。 以前、この日記にも書きましたが、分山貴美子さんの「くちぶえ演奏」に感動して以来、 自分でも吹けるようにと、すこしずつ練習しています。 といっても、アパートで練習なんてしていると怪しまれる(遠目に聞くと、結構、怪しいらしい・・・ 家族談)のがおちですから公然と練習はできません。 では、どこでするのかというと、通勤の自動車の中でするのです。 勤務場所までは片道、30分ほどかかりますので、ちょうどいい時間なのです。 しかし、何気なく吹く分には簡単ですが、実際、音程をとろうとすると、これが難しいのです。絶対音感があれば楽だと思うのですが、そんなのないので、いつも少しずつ異なる音階が出来てしまいます。 とても人に聴かせられるものではありませんが、こんなことでも、生活に彩りができて少しはストレス解消になるみたいです。
2006年7月9日(日) 男たちの大和 再び
 最近は、 Tarlin ばっかりが日記を書いていますが、 Erill は日記よりも本編である「月の北」のロシア編を仕上げるように Talin より厳命を受けており、 厳命した手前、私こと Tarlin が日記を書いているのであります。 まもなく、月の北ロシア編が完成する予定ですので期待していて下さい。
 さて、今日は、京都の実家に帰ってきているのですが、近くのホールでの映画上映会に行って参りました。 というか、この上映会のために帰ってきたといってもいいでしょう。 映画の題名は、「男たちの大和」、今年の1月28日にすでにロードショーを見に行っており、 また、3月には 呉から尾道にかけて、大和ミュージアムとロケセットを鑑賞しているという Tarlin にとっては、これは見逃せない映画です。 この映画の感想については、 こともあろうに Eriill が 1月28日の日記で書いてしまっておりますので、 今日は、この映画を演じていた俳優さんについて書いてみます。
 まずは、何と言っても森脇役を務めた反町隆史さんが素晴らしかったです。 歴史物への出演は以前、NHKの大河ドラマで織田信長を演じて以来(確か、同じNHKで浅田次郎のシェラザードもそうでしたね)だと思いますが、 織田信長役の時の言葉に対して男たちの大和での言葉の重みが断然違っていました。 特に、「そうか」 と相槌をうつこの簡単な言葉が、今回は非常に心を打つものとして聞こえました。 次に、鈴木京香さん。 去年TBSで放映していた「青春の門」での役柄(あの演技は鬼気迫るものがありました)とは一転して、物静かな役柄でしたが、その物静かな中にも、心の襞がほどよく表現されていて、いい女優さんになったなと思いました。
 さて、余談ですが、不謹慎な Erill の今回の感想はというと・・・

    達彦ぼっちゃん(朝の連続ドラマ「純情きらり」で出演している主役の婚約者)に
    あの、海軍の制服を着て欲しかったワン・・・

だそうです。 (− −)  (− −)  (− −)
 ところで、このような映画を観た後は、いつも、「自分も変わろ」と、純粋な気持ちをもったりするのですが、数時間も経つと、どうしても「サマージャンボ宝くじの発売はいつだったけ?」などと言っている悲しい自分の姿があるのでした・・・
2006年7月29日(土) 森ちゃんの結婚式
 齢も○○になって、友人も殆どが結婚してしまい、人の結婚式にも呼ばれなくなって久しい Tarlin。 今日は、久々に結婚式にお呼び頂きました。 呼んでくれたのは、会社の同僚「森ちゃん」。 この日だけは、仕事もキャンセルして式場のウェスティンホテル大阪に馳せ参じました。
 忙しい日々の中に、ちょっとした、幸せな一時を過ごすことができました。 森ちゃんお幸せに・・・